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『週刊がん もっといい日』編集部(株式会社日本医療情報出版)
TEL.03-5688-7816
FAX.03-5688-7803




週刊がん もっといい日
2012年Vol.305
7月13日更新



Vol.305の目次 『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道からのメッセージ
治療最前線
『学会リニューアルオープンで機能拡充
日帰り通院化学療法に地域の期待
キッコーマン総合病院(千葉県野田市)院長代理 三上繁医師


●セミナー・イベントのお知らせ

『週刊がん もっといい日』のすすめシリーズ
●生きるための緩和ケア最前線
  ◇第1弾:『痛みからの解放』
  ◇第2弾:『“がん治療と積極的疼痛管理”のすすめ』
●ピロリ菌対策シリーズ
  ピロリ菌の早期発見・早期除菌による胃がん予防キャンペーン
●遺伝子療法最前線
  がん遺伝子診断・治療が今なぜ注目されているのか
●未承認抗がん剤問題を追う
  もう治療法がないといわれた再発進行がんの未承認抗がん剤という選択肢
●胃がん闘病中のジャーナリスト・レポート
  がん患者さんのための免疫とがん講座

12年7月5日更新内容 全記事はこちら

がんの予防、治療、再発防止に役立つ
がん情報サイト「週刊がん もっといい日」
毎週木曜日の更新です!

がん情報サイト「週刊がん もっといい日」は、がんの予防、治療、再発防止に役立つ情報を、毎週1回、お届けしております。更新は、毎週金曜日です。

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患者さんのために365日24時間待機する
医師、薬剤師、介護支援専門委員の
在宅医療市民公開講座『病気になっても自宅で過ごせる』

 本欄で紹介しました医師、薬剤師、介護支援専門員がコラボした在宅医療市民公開講座(助成:公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団)が、7月6日の夕刻、都内荒川区民会館で、『病気になっても自宅で過ごせる』をテーマに開催されました。主催したのは、都内文京区で訪問診療活動に力を注ぐ医療法人杏生会文京根津クリニックと注射薬や高カロリー輸液の調整業務、緩和ケアに取り組むフロンティアファーマシーのフロンティア薬局(浅草橋店)。
 高齢社会の到来に伴い65歳以上の高齢者の疾病罹患率、がんや認知症など寝たきり高齢者の増大に伴い、在宅医療に対する需要が急増するなか、在宅医療分野に参画する調剤薬局はまだまだ少ないのが現状です。
 講座を主催したフロンティア薬局は、100店舗、年商400億円企業の千葉薬品(ヤックス)グループの一員として、早くから在宅医療や介護分野で全力を上げて患者さんや家族のケアに尽力してきました。
 この日の講座の演者は、任 博医師(順天堂大学医学部客員教授・医学博士)、在宅・施設調剤部部長で在宅医療薬剤コーディネーター・薬剤師の前田桂吾さん、ヤックスケアーサービス街の保健室グループのケアセンターSVで介護支援専門員の山田雅一さん。
 前田さんは、患者さんは、「自宅に帰りたい」といい、医師は「麻薬の注射剤を供給できる薬局がないから自宅に帰らせることができないし、タイミングは今しかないんだけどな・・・」と調剤薬局に期待し、しかし薬剤師は「退院したら病院からは麻薬出せないんですよ」というーこうした現状から「患者さんの思いを叶えたい」と前田さんは在宅医療に取り組みました。
 服薬指導、併用薬の確認、服薬状況、身体状況(食事・睡眠・排泄・運動など)の確認、疼痛、呼吸苦、医療用麻薬の効果や副作用の確認、薬剤の保管、患者・介護者のニーズの把握と情報提供、そして356日24時間対応の必要性など、調剤薬局の薬剤師業務を紹介。
「現在の在宅患者さんは、がん末期、在宅酸素、高カロリー輸液、胃ろう(PEG)、人工呼吸など、一昔であれば入院していてもおかしくない患者さんにはチーム医療が欠かせない」として、「多職種の人たちと心が見える関係になること、信頼関係を築くこと」の大切さを語りました。
 「家に帰りたい」「しかし私一人で不安」「私、このベッドで死にたい」「ダンススクールに行かれない」「これ以上入院させられない」「ありがとう・・父もきっと喜んでる」・・・患者さんと家族の声を紹介したのは山田さん。
「患者さんの多くは、今までの健康状態とは違う戸惑いがありますので、介護スタッフに対しては、介護技術への 不安、在宅介護受け入れ、生活環境の変化、経済的負担等々がある」と前田さんは、要介護認定の流れとサービス利用ができる上限、要介護になったときの原因疾患を挙げながら、生活介護・住まい・医療・予防などとともに日常生活圏域のサービス、高齢社会下における地域包括ケアシステム、医療と介護の融合の必要性を強調しました。
 任医師の話は、高齢者のためのアンチエージング(社会的役割の維持・仕事へ誠意とひたむき、家庭)と若さを保つ秘訣として、規則正しく、心の美しさ、社会的な美しさ、姿勢などの要件を示す一方、医療、介護職としての心得として、「患者さんを自分の家族として置き換えてみること。自分の家族ならば自分は果たしてどのようしたいか」など、患者さんと家族に向き合う医師としての率直な考えを述べました。
 在宅医療には多くの職種が関与しています。そして家族もチーム医療の一員として患者さんのケアにあたる必要性を感じました。在宅医療に対する需要が増えることは間違いありませんが、患者さんのために在宅医療最前線で活躍するフロンティアファーマ−のような調剤薬局が増えることを期待したいものです。
 講演された3氏の連絡先を紹介しておきます。在宅医療・介護が必要になった場合、ご相談ください。
<連絡先>
◎医療法人杏生会文京根津クリニック(任 博院長):03-3821-2102
◎フロンティアファーマシー(前田桂吾薬剤師):03-3865-4176
◎ヤックスケアサービス(山田雅一介護支援専門員):043-231-3538

 さて今週もまた、皆様にとって「もっといい日」でありますように・・・。
                            
『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道

「生存率20%以下のがんから奇跡の生還」を果たした
ランス・アームストロングさん(自転車レースの最高峰、
ツールド・フランスで前人未到の7連覇)から、
がんと闘う皆さまへのメッセージです

↑クリックしますと全文掲載されます。

世界各国の乳がんを患った女性たちに向けた
テニスプレーヤーのアンドレ・アガシ選手の母親、
ベティ・アガシさんのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

3年前に腎臓がんを克服したプロレスラーの
小橋建太選手からのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

「いつの日か、あなたが孤独で行き先を見失った時には
春の穏やかな暖かい日向の風となって・・・
さわやかな幸せの風を送ります」
最後の力を振り絞って書かれた一通の
あるがん患者さんの手紙「お別れのことば」

↑クリックしますと全文掲載されます。

「もっといい日」図書室からのお願い!
がんの治療法(手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、補完・代替療法など),食事療法、闘病記等々、がんに関する推せん書籍を、ご紹介ください。

皆さまが、最近読まれた書籍で、患者さんや家族の方々に、ぜひ読んでいただきたい書籍を、「もっといい日」図書室まで、下記の要領でお知らせください。

<お知らせいただく項目>

(1) 書籍名(2)著者と筆者の所属先及び連絡先(住所、電話番号)(3)発行出版社(住所、電話番号、メールがあればアドレス)(4)価格(5)簡単な紹介文(400字以内)(6)あなたさまの氏名、住所、連絡先(仮名も可)

送付先E-mail:yamamoto-iihi@gekkan-gan.co.jp


がん関連書籍を紹介した『もっといい日 図書室』をご利用ください

がんに関する書籍が、相次いで出版社から刊行されていますが、「うっかりして買い忘れた」「知人から聞いた」「確か新聞や雑誌で紹介されていた」等々、入手できなかったというケースは少なくありません。
 そこで『週刊がん もっといい日』編集部では、がん関連書籍の発行先、著者の連絡先がわかる、『もっといい日 図書室』を開設いたしました。
 リストには、書籍名、発行元(出版社名・連絡先)、著者(著者の専門部位・所属先・連絡先)を掲載しておりますが、ただし著者の所属先及び連絡先が変更になる場合もありますので、ご了承ください。今後、がん関連の書籍リストは、随時、追加していきます。
『もっといい日 図書室』の閲覧は、トップページ上部の「もっといい日 図書室」をクリックしてください。




☆☆☆「週刊がん もっといい日」VOL.305☆☆☆


治療最前線

リニューアルオープンで機能拡充
日帰り通院化学療法に地域の期待

 キッコーマン総合病院(千葉県野田市)
院長代理 三上繁医師



 「醤油のまち」千葉県野田市において、古くから実質的な市民病院的機能を担ってきたキッコーマン総合病院。現在の病院に隣接して建設が進んでいた新病院がほぼ完成し、8月に予定されるオープンを待つばかりとなっている。新しい病院では、通院型の化学療法室を完備し、日帰りでの抗がん剤治療に対応。また産科とともに婦人科を新設するなど、地域における「がん治療」のレベルアップに期待がかかっている。そこで同院院長代理の三上繁医師に、新しい病院におけるがん治療の面での意気込みを語ってもらった。

婦人科のがんで大きい利用価値
膵がんなどでは「半日コース」も


 キッコーマン総合病院は、名前からもわかる通り、食品大手のキッコーマンが運営母体の企業立病院。その歴史は長く、会社の起源である「野田醤油醸造組合」の病院として設立されたのが大正3年(1914年)。しかし、それを遡ること半世紀、文久2年(1862年)には醤油醸造家による「養生所」が開設されており、これが現在の同院の礎となっている。
 132床(リニューアル後は129床)と中規模ながら、市民病院を持たない野田市における中核病院として、キッコーマングループ職員のみならず、広く市民に開放された地域密着型病院として親しまれてきた。

三上繁医師 キッコーマン総合病院
千葉県野田市宮崎100番地

 そんな同院の、現在の建物が完成したのは昭和41年(1966年)のこと。40年以上の歳月を経て老朽化も進み、療養環境として手狭になってきたことから新病院建設が決定。昨年から工事が始まり、このほど、近代化された新病院の威容がお目見えしたところだ。
 地域に根差した医療を展開する同院にとって、がん対策は重要課題。そこで新病院における最大の売りとして新設したのが、冒頭で触れた通院型の化学療法室なのだ。
 「これまでは一泊、あるいは日帰りで行うにしても病室に入院しての点滴投与とせざるを得なかった化学療法ですが、新病院では通院専用の化学療法室を設置。専属の看護師がいる部屋で、快適に治療を受けていただけるようにしました。これは地域の要望もありますが、私たち医療提供側の念願でもありました」と三上医師。
 この通院専用の化学療法室、リニューアル時には7床でのスタートだが、将来的には10床まで拡充する予定だ。朝検査を受けてそのまま治療に入り、投与後もそのままリカバリーできるこの施設。がんの種類は問わず、抗がん剤の適用であれば利用可能。基本は一日かけての治療だが、膵がんのように「点滴が一本だけ」といった短時間の投与で終わるケースでは、半日でのコースも設定する予定だ。
 「これまで休診していた産婦人科が復活するので、婦人科がんでの利用も増えると思います。婦人科のがんには抗がん剤が高い効果を示すものも少なくなく、その意味でもこの化学療法室への期待は大きい」(三上医師)
 従来このエリアでは国立がんセンター東病院や慈恵医科大学柏病院まで行かなければ受けられなかった通院化学療法が、今回野田市内でも始まることで、地域のがん治療の水準は大きく底上げされることになる。

地球密着型病院ならではの
小回りのよさを生かした医療

 三上医師の専門は消化器内科。中でも肝臓疾患の治療を得意としている。肝がんの場合、肝硬変や慢性肝炎など「前段階」からの治療期間が長いため、同院のような地域密着型病院では「トータルで診る」というケースが多くなる。
 「大学病院のような施設であれば、治療の段階ごとに別のセクションが担当することが多いのですが、当院の規模であれば外科と内科は別としても、総じてすべてを一人の主治医が担当することができる。これは一つの強みであって、ラジオ波焼灼術やエタノール注入法などの効果を見つつ、最高のタイミングで分子標的薬を使うといった“小回りの利く対応”が可能になる。特に現在肝がんに使われる分子標的薬は一種類で、これは肝機能が悪くなり過ぎると適用外になってしまうので、タイミングの見極めが重要。その意味でも“小回りのよさ”は大きな売りになるんです」(三上医師)。
 一方、同院の外科的な取り組みとして注目されるのが「単腔式内視鏡手術」だ。従来の腹腔鏡手術が三カ所の穴を開けて行うのに対して、「おへそ」の一カ所だけで行うこの手術は、技術的にも難度が高いため導入する病院は少ないが、キッコーマン総合病院ではこれまでも積極的に行ってきた経緯がある。現在は胆のう摘出をはじめとする良性疾患が対象だが、今後は早期の大腸がんなどへの応用も視野に入れて症例数を重ねていくという。
 大規模病院にはない機動力と総合力、そして何より地域への浸透力を武器に、がんをはじめとするあらゆる生活習慣病に向き合っていく同院。その長大な歴史に、新しい1ページが加わろうとしている。


キッコーマン総合病院
千葉県野田市宮崎100番地
電話:04-7123-5911(病院代表)

http://hospital.kikkoman.co.jp/



クローズアップ

被曝した大地で、生き延びた命を守る〜浪江町やまゆりファームの取り組み

ボランティアグループ「やまゆりファーム」 永澤 敬

(2012年7月6日 MRIC by 医療ガバナンス学会発行 http:/medg.jp)

 私たちは、福島原発事故による被災牛を保護するボランティアグループ、「やまゆりファーム」です。私たちの牧場は生き延びた命をつないでいく牧場です。2011年3月11日、東日本大震災の発生により福島第一原発が爆発事故を起こし、周辺住民は緊急避難を余儀なくされました。取るものも取りあえず、住民たちが避難した後に残されたのは、動物たちでした。
 誰もいなくなった町に残された犬や猫、牛や豚、鶏たちは飢え、渇き、助けに来てくれる人を待ちながら餓死していきました。犬や猫は原発事故後、個人のボランティアや動物愛護団体、行政などの保護活動によりレスキューされていきましたが、牛や豚などの家畜動物は取り残されました。つながれたまま、閉じ込められたまま、無数の動物たちが苦しみ抜いて死んでいったのです。
 飼育していた家畜動物を何とか生かしたいと、牧場から動物たちを放した畜産農家の方もいました。放牧された牛の場合、草木だけを食べて生き残る個体もいた反面、生きていくために必要な塩分を補給しようと人家に入り込み、軒先を荒らしてしまうケースもありました。
 4月22日、原発より半径20キロ圏内は「警戒区域」に指定され、住民たちも立ち入ることが禁止されました。政府は5月12日、警戒区域内で生存している家畜動物を所有者の同意を得た上で、すべて殺処分することを決定しました。
 その理由として、農林水産省は「警戒区域の設定後においては、同区域内での家畜の飼養管理が出来ないこと等から、衰弱して餓死を招くという状況を放置することは農家にとってもつらい状況であることを考慮し」て安楽死処分を判断した、としています。その後、一時帰宅した住民から「牛が民家を荒らしている」などのクレームが寄せられたこともあり、家畜動物の殺処分が急速に進められていきました。
 次から次へと殺処分に同意していく畜産農家たち…。農水省は「衰弱して餓死を招くという状況」が「農家にとってもつらい状況」であることから殺処分を進める、としています。しかし、畜産農家にとっては自分たちが育ててきた牛が餓死するのと同じように、殺処分に同意するということもまた「つらい状況」でありましたし、そのどちらかしか選択肢がないという現実にはやるせない思いがあったことでしょう。
 私たちは2012年2月、殺処分反対を貫く福島県楢葉町の牧場主さんと協力し、そこで飼育されていた肉牛62頭を終生飼養するための牧場、「ファーム・アルカディア」を設立しました。しかしその後、牧場主さんが病に倒れ一時は牧場の存続が危ぶまれました。そんな時、浪江町の「希望の牧場」(私たちと同じく、区域内に生きる牛を生かすための牧場)のご好意を受けて、6月末に全頭移動することができました。
 私たちボランティアグループは、「希望の牧場」の敷地をお借りしながら、新たに牛を支えていくための支援組織、「やまゆりファーム」を発足しました。やまゆり」は楢葉町の町花です。アルカディアの出発点となった楢葉町と、震災以来、牛たちを生かしつづけようと努力を続けてくださった牧場主さんへの感謝とその志を未来につなぐため、この名を付けました。「 希望の牧場」もまた既に牛たちの許容頭数は超えていることから、いずれは区域内に新たな広い敷地を見つけ、牛たちを移動し放牧させたいと考えています。
 食肉とされることが無くなり、生きつづけることが許された牛たち。原発事故がなければ、すでに食肉にされていた牛たちです。放射能に汚染されて「経済価値」を失った産業動物だからといって、無惨な死を与えても心痛まない社会になることは、日本人の倫理感の崩壊につながると思います。
 私たちはこの牧場を、無闇に殺されてもいい命などこの世にひとつもないことを実証するための牧場にして行きたいと思います。畜主さんもまた「牛たちは何世代にも渡って命をささげて、人間を助けてきてくれた。無残に殺すことなんて出来ない」と語ります。
 私たちは、牛たちを終生飼養することによって、原発事故により全てを失ってしまった畜主さんの心に小さな希望を灯しながら、同時に生命尊重、動物愛護、動物福祉の社会的機運を高めていきたいと思っています。原発事故という、決して忘れてはならない人災の最たる証明でもある牛たちが、いまも警戒区域には800頭ほど生きいていると言われています。
 牛の体調の経過観察を克明に記録することなどによって、被曝と除染の関係を明らかにすることも、牛が、食肉とは違った形で人間社会に貢献することにつながって行くのではないかとも考えています。生き延びた牛たちと、牛たちに寄り添いながら生きる人々との絆の牧場、「やまゆりファーム」を応援してください。
 やまゆりファームは個人の有志がボランティアで運営しています。
 継続的な牧場運営のため、みなさまからのあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。
●ゆうちょ銀行口座振替・銀行振込からの振り込み●
◇記号番号:18270-17902911/口座名義:やまゆりファーム
◇他の金融機関からの振り込み:店名:八二八(ハチニハチ)/店番:828/種別:普通/番号:1790291/名義:やまゆりファーム



今週のニュース

厚労省、職業性胆管がんの相談窓口を開設

 厚生労働省は、職業性胆管がんの相談窓口を開設し専用のフリーダイアルを設けました。事業所の情報や労災請求手続きなど行政に対する相談、具体的な症状など医学的な産業保険の専門家への相談方法は以下の通りです。
 なお「胆管がんに関する一斉点検結果の取りまとめ等について」の詳細は以下を参照ください。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ez6b.html
1)事業所の情報、労災請求の手続きなど行政(厚生労働省)に対する相談
◇東日本在住者:フリーダイヤル 0120-860-915/受付日時:月曜から金曜の9:30〜12:00と13:00〜16:00/受付開始日:7月13日から
◇西日本在住者:フリーダイヤル0120-616-700/受付日時:月曜から金曜の9:30〜12:00と13:00〜16:00/受付開始:7月12日から(東日本の相談であっても西日本の番号で受け付け可能)
2)具体的な症状など医学的な観点から産業保健の専門家へ相談:フリーダイヤル0120-688-224/受付日時:火、水、木曜の13:00〜17:00/受付開始:7月12日から


NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン、
7月21日に公開シンポジウム「がんを生き病いを語る〜患者の語りがもたらすもの:前立腺がんの語りから」


 NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパンは7月21日、「がんを生き、病いを語る〜患者の語りがもたらすもの:前立腺がんの語りから」をテーマに公開シンポジウムを開催します。当日は、国立がんセンター名誉院長の垣添忠生医師の講演「がんと人間と社会」などが予定されています。
「前立腺がんの語り」のウェブページは2010年に公開されましたが、治療の副作用やがんの進行、死生観などの重要なトピックが抜けていましたので、その後2年かけて分析を行ない、このほど新たに8つのトピックを追加公開することになり、そのお披露目を兼ねてのシンポジウムです」(主催者) 
 参加費は会員無料、非会員は資料代として1000円。参加申し込み方法は、氏名・連絡先・会員/非会員の別を明記し、7月18日(水)までにホームページ(http;//www.dipex-j.org/)もしくはE-mail(forum2012@dipex-j.org)、FAX(03-5568-6187)でディペックス・ジャパン事務局へ。定員200名(先着順)。
 照会先はディペックス・ジャパン事務局(050-3459-2059。
■開催日時:7月21日(土)13時〜16時(受付開始12時30分))
■会  場:浜離宮朝日ホール・小ホール(朝日新聞東京本社・新館/最寄駅:都営大江戸線・築地市場駅下車A2出口3分/JR新橋駅汐留口より徒歩15分)
■プログラム
◇挨拶:別府宏圀(DIPEx-Japan理事長)
◇第1部:講演「がんと人間と社会」垣添忠生(国立がんセンター名誉総長)
◇第2部:「前立腺がんの語りウェブページ完成報告」澤田明子(DIPEx-Japan)/「前立腺がんと私」中島正昭/吉田道雄
(前立腺がん体験者)
第3部:パネルディスカッション( 垣添忠生/中島正昭/吉田道雄)
■定員:200人(先着順)
■参加費:会員 無料 /非会員 1000円(資料代含む)
■参加申込方法:氏名・連絡先・会員/非会員の別を明記し、7月18日(水)までにホームページもしくはFAX、メールで。
■照会先:ディペックス・ジャパン事務局(050-3459-2059)



Online Medニュース

http://www.geocities.jp/onlinemedsante/

<7月6日>
米ヤンセン、米欧で化学療法未治療の前立腺がんに対するZYTIGAの追加承認申請を提出

 Abiraterone Acetate (ZYTIGA)の追加申請(sNDA)を米FDAに提出し欧州医薬品庁(EMA)にも変更申請を提出、ZYTIGAとプレドニソンの併用療法の適応を拡大し「無症状か軽度の症状を呈する化学療法未治療の転移性去勢抵抗性前立腺がん」を含めるもの。
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4045

大塚製薬、米プロテウス・デジタル・ヘルス社とデジタルヘルス技術を用いた新しい医薬品の開発提携に合意

 大塚製薬は、自社が保有する医薬品について、プロテウス社が保有するセンサー技術を用いた新しい医薬品
の開発を行なう。プロテウス社のシステムは体に貼り付けるパッチと摂取可能なチップを組み合わせたセンサ
ー技術を利用し患者の健康習慣の改善につながるよう設計された情報のフィードバック・システム。
 患者の薬を飲んだ時間・活動・睡眠状況などの情報がセンサーで受け取られ安全なデータベースへ送られ患
者の合意のもとで、携帯電話などさまざまな端末からデータベースに蓄積された情報にアクセスし、患者本人
や介護者による体調管理や医師による効果的な治療の提供に役立つ。
http://www.otsuka.co.jp/company/release/2012/0706_01.html


日本イーライリリー、高齢の母親をもつ娘4700名を対象とした母親の健康と介護に関する意識調査

 娘の約4割は母親が「腰痛」を抱えていることを認識、腰痛に「骨折」の恐れがあることを知らない娘は7割、高齢の母親に腰の曲がりや身長低下がみられても8割の娘は「年齢(高齢だから)」と理由付けしている。
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2012/news_2012_115.aspx

<7月4日>
独バイエル、転移性大腸癌(mCRC)を適応としたレゴラフェニブの新薬承認申請を米FDAが優先審査の対象に指定

 2012年4月末に提出した「標準治療後に病勢進行した転移性大腸癌(mCRC)」患者の治療を目的とした経口マルチキナーゼ阻害剤レゴラフェニブの新薬承認申請(NDA: New Drug Application)が米FDAにより優 先審査の対象に指定、FDAは治療法の進歩や適切な治療法がない領域に新たな治療法を提供する薬剤を優先審査に指定、処方薬ユーザー・フィー法(PDUFA)に従い標準的な審査期間10カ月に対し優先審査ではNDA受理から6カ月以内に審査を完了した。
http://byl.bayer.co.jp//scripts/pages/jp/press_release/press_detail.php?file_path=2012%2Fnews2012-07-04.html



行政情報

厚生労働省
<7月11日>
職業性胆管がんの相談窓口を設置しました
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177517
「第33回厚生科学審議会疾病対策部会造血幹細胞移植委員会」の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177533
第5回化学物質による疾病に関する分科会
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177535
第4回社会保障審議会生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会議事録
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177547
第3回社会保障審議会生活困窮者の生活支援の在り方に関する特別部会議事録
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=177549

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