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『週刊がん もっといい日』編集部(株式会社日本医療情報出版)
TEL.03-5688-7816
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週刊がん もっといい日
2012年Vol.313
9月27日更新


Vol.313の目次 『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道からのメッセージ
ククローズ・アップ
「郷に入っても郷に従わず その6 〜牛乳とがん、そして老化の話」
ハーバード大学リサーチフェロー 大西 睦子

(2012年9月13日 MRIC by医療ガバナンス学会発行 http://medg.jp)

がん患者さん投稿原稿
『生と死のはざまで』
島根がんケアサロン支援塾代表 納賀良一
最終章 その4



『週刊がん もっといい日』のすすめシリーズ
●生きるための緩和ケア最前線
  ◇第1弾:『痛みからの解放』
  ◇第2弾:『“がん治療と積極的疼痛管理”のすすめ』
●ピロリ菌対策シリーズ
  ピロリ菌の早期発見・早期除菌による胃がん予防キャンペーン
●遺伝子療法最前線
  がん遺伝子診断・治療が今なぜ注目されているのか
●未承認抗がん剤問題を追う
  もう治療法がないといわれた再発進行がんの未承認抗がん剤という選択肢
●胃がん闘病中のジャーナリスト・レポート
  がん患者さんのための免疫とがん講座

12年9月日20更新内容 前記事はこちら

がんの予防、治療、再発防止に役立つ
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福祉機器展で見つけた介護関係者に人気の
“一度にありがとう”の気持ちを込めて創作したアイデア商品

 “一度にありがとう”の気持ちを込めて創作したアイデア商品を見つけました。9月26日から始まった国際福祉機器展で黒山の人だかりのブースで展示されていた、洗濯物を引っ張らずに纏めて取り外せる「角型ハンガー」と「クリップ」です。
  開発したのは、代表取締役社長の今瀬満さんと取締役の山田史郎さんが、それぞれ知恵を出し合い互いの得意分野の技術を生かして3年半前に誕生させたIMAGE CRAFT社(岐阜県美濃加茂市)。2年間の試行錯誤を繰り返し“ありがとう”シリーズを完成しました。
  同社が福祉機器展で、“ありがとう”シリーズを次々に紹介するなか、とくに介護関係者に人気の高かったのが、従来品の6割の力、片手で洗濯物を挟める「ありがとうクリップ」(ばねを握る力が必要なく軽い力で挟むことができるので指先の不自由な人や高齢者にも使い勝手が良い)と、車椅子に乗ったまま高い場所にも楽にかけられるハンドル付きのハンガーに、開閉ステンレスレバーを組み合わせたアイデア商品「一度にありがとう4」。レバーを握ると一斉にクリップが開く仕組みで、例えば靴下4足分を一度にクリップから外すことが出来るのが特徴。
「医師もいて看護師もいて作業療法士もいた病院でリハビリを受けていた患者さんが退院して自宅に戻り、病院と同じリハビリが出来なくなったとき、なかには自信を失う方もおられます。そこで患者さんが自分でできる範囲で、日常生活をサポートするための自助具が必要になります。“一度にありがとう”は、それを可能にします」(山田さん)
「脳梗塞を患った知り合いの母親の声で開発した」(今瀬さん)そうです。
“ありがとうシリーズ”は、アイデアとユニークさから、さまざまなメディアで紹介されています。入手方法は東急ハンズやロフト、アマゾンで。IMAGE CRAFT社の連絡先は0574-42-6016。詳細はURL(http://www.imagecraftjapan.com/)。
  さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように・・・。
 
『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道

「生存率20%以下のがんから奇跡の生還」を果たした
ランス・アームストロングさん(自転車レースの最高峰、
ツールド・フランスで前人未到の7連覇)から、
がんと闘う皆さまへのメッセージです

↑クリックしますと全文掲載されます。

世界各国の乳がんを患った女性たちに向けた
テニスプレーヤーのアンドレ・アガシ選手の母親、
ベティ・アガシさんのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

3年前に腎臓がんを克服したプロレスラーの
小橋建太選手からのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

「いつの日か、あなたが孤独で行き先を見失った時には
春の穏やかな暖かい日向の風となって・・・
さわやかな幸せの風を送ります」
最後の力を振り絞って書かれた一通の
あるがん患者さんの手紙「お別れのことば」

↑クリックしますと全文掲載されます。

「もっといい日」図書室からのお願い!
がんの治療法(手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、補完・代替療法など),食事療法、闘病記等々、がんに関する推せん書籍を、ご紹介ください。

皆さまが、最近読まれた書籍で、患者さんや家族の方々に、ぜひ読んでいただきたい書籍を、「もっといい日」図書室まで、下記の要領でお知らせください。

<お知らせいただく項目>

(1) 書籍名(2)著者と筆者の所属先及び連絡先(住所、電話番号)(3)発行出版社(住所、電話番号、メールがあればアドレス)(4)価格(5)簡単な紹介文(400字以内)(6)あなたさまの氏名、住所、連絡先(仮名も可)

送付先E-mail:yamamoto-iihi@gekkan-gan.co.jp


がん関連書籍を紹介した『もっといい日 図書室』をご利用ください

がんに関する書籍が、相次いで出版社から刊行されていますが、「うっかりして買い忘れた」「知人から聞いた」「確か新聞や雑誌で紹介されていた」等々、入手できなかったというケースは少なくありません。
 そこで『週刊がん もっといい日』編集部では、がん関連書籍の発行先、著者の連絡先がわかる、『もっといい日 図書室』を開設いたしました。
 リストには、書籍名、発行元(出版社名・連絡先)、著者(著者の専門部位・所属先・連絡先)を掲載しておりますが、ただし著者の所属先及び連絡先が変更になる場合もありますので、ご了承ください。今後、がん関連の書籍リストは、随時、追加していきます。
『もっといい日 図書室』の閲覧は、トップページ上部の「もっといい日 図書室」をクリックしてください。



           
     ☆☆☆「週刊がん もっといい日」VOL.313☆☆☆


      クローズ・アップ

          「郷に入っても郷に従わず その6 
          〜牛乳とがん、そして老化の話」
      ハーバード大学リサーチフェロー 大西睦子
 (2012年9月1日 MRIC by 医療ガバナンス学会発行 http://medg.jp

 みなさん、「牛乳を飲むと、がんになりやすい」とか、「ホルモン注射で若返る」なんていう話を聞いたことがありますか?こんな話題、アメリカでもよく耳にします。今回は、この議論の真相に迫ります。「それにしても、どうしてこの2つの話題をいっしょにするの?」と不思議に思う方もいると思います。それは、「インスリン様成長因子1:insulin-like growth factor 1:IGF-1」という、共通のホルモンが鍵となっているからです?
 私は、アメリカのスーパーマーケットで、牛乳、ヨーグルトやバターなどの乳製品を買う時、『no artificial growth hormone』、『not treated with rBGH』という表示を探します。これは、『成長ホルモンを使用していない牛からの製品ですよ!』という意味です。
 現在、アメリカの牛の約20%に、遺伝子組み換え牛成長ホルモン(recombinant Bovine Growth Hormone: rBGH)が投与されています。rBGHを投与すると、乳牛の成長が早まり、乳量が約15〜25%増加し、乳を出す期間も平均30日ほど長くなります。
 ただし、rBGHを注射した牛は、乳腺炎になりやすいため、抗生物質を投与しています。従って、牛乳に抗生物質や膿汁が混ざる可能性があります。さらにrBGHを投与した牛から採れた牛乳には、IGF-1が非常に高レベルで含まれています。
I GF-1は、細胞の成長や分裂の促進、細胞死を抑制し、私たちの健康維持や成長に非常に重要なホルモンです。しかし、IGF-1を過剰に摂取すると、異常な細胞増殖、すなわち、がん化につながり、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、大腸がんの発症リスクとの関与が指摘されています。 
  牛乳中のIGF-1の体内への吸収のメカニズムや、がん細胞の増殖への関与は不明ですが、先進国で唯一のrBGH認可国であるアメリカでは、消費者の不安は高まっています。日本、EU、カナダ、オーストラリアなどでは、rBGHの使用を禁止しています。
 しかし残念なことは、rBGHの表示が義務付けられていないため、輸入された乳製品や牛肉の状況はわからないことです。実際、食生活の欧米化に伴い、私たちの病気の傾向が変化しています。私は、今後、この問題を慎重に考えていくべきだと思います。
 さて、実はIGF-1にはもう一つの顔があります。IGF-1は、成長ホルモンなどの成長を促進するホルモンの仲間です。これらのホルモンは、加齢により30歳から急激に低下します。そのため、老化に伴う体の変化が起こります。従って、IGF-1のレベルを保つことで、老化を遅らせることができる、すなわちアンチエイジングの効果があると言われています。

 1990年、アンチエイジング医学は、ダニエル・ラドマン博士らによって大躍進いたしました。博士らは、ヒト成長ホルモンを、61歳〜81歳の健康な男性に投与し、身体的な若返りを認めたことを、世界でもっとも権威ある医学誌『The New England Journal of Medicine』に報告したのです。
 この報告は、世界中に流れ、いつまでも若々しくいたいという人々の夢が現実になるような、衝撃的なニュースでした。その後、アメリカのハリウッドスターやセレブなどを中心に、高価なヒト成長ホルモンの補充療法が行われていますが、本当に効果があるのか?副作用は?長期的にはどうなるの?など、様々な疑問があります。
  ラドマン博士らの研究では、体脂肪の減少や骨密度増加を認めたと報告されましたが、身体機能が改善されるかは不明です。実際、アメリカでは、成長ホルモンをアンチエイジングの治療につかうことを、FDAは未だ承認していません。

 体内では、たくさんのホルモンが微妙なバランスを取りながら、私たちの体と心の健康を維持しています。病気のために、ホルモンが上手く分泌されない場合、専門の医師の指示によるホルモン補充療法は、非常に重要な治療となります。しかし、加齢に伴ってホルモンの分泌が変化するのは、私たち誰もが経験することです。
 従って、商業目的のために乳製品に入っているIGF-1の摂取をすること、アンチエイジング目的のために高価なホルモン注射をすることが、私たちの体や心に何を意味するのか、真剣に考えるべきと思います。

  実は、成長ホルモンは運動後と睡眠中に分泌されますから、自分で作れるのですよ!「寝る子は育つ」といいますが、子供だけではなく、私たち大人だって育ちます。自分の体内で作ったホルモンですから、とても安くて、安全ですよ!今日から是非試してみて下さい。
<参照>
ロハス・メディカルのブログ「大西睦子の健康論文ピックアップ」「牛乳とがん」
http://lohasmedical.jp/blog/2012/08/post_2554.php
「ホルモン注射で、あなたの脳も若返る!?」
http://lohasmedical.jp/blog/2012/09/post_2557.php

                   がん患者さん投稿原稿
                    『生と死のはざまで』
              島根がんケアサロン支援塾代表 納賀良一

                     最終章 その4 

12薬剤性肝機能障害について

 先日の新聞で、薬により抗がん剤以外の副作用がある記事が載っていた。副作用は抗がん剤だけではなく、他の薬でも出てくることがある。妻の経験から学んだことを書いてみよう。

抗がん剤「イレッサ」を服用していた時だった。入院治療を始めて2週間目、毎日1錠を服用して退院した後、自宅で起こった。入院中は何もなかったが、突然自宅で容態が変化した。救急で病院へ。担当医に見てもらった。「即入院しなさい」と言われた。
  検査結果は総ビリルビンが異常値を指していた。緊急入院。肝機能障害で、1週間ほど毎日点滴をした。絶対安静。動くことも禁止された。黄疸も出ていた。眼の色は黄色かった。もう少し治療が遅れていたら、命を落としていたかもしれない。それほど怖い症状だった。初めての体験だった
  なぜ、こんなことになったのだろう。入院中に予測できなかったのだろうか?入院中には経過観察のため、時々血液検査やレントゲン検査を行うのが通例だ。しかし医師により検査のピッチが違う。
 1週間をメドに検査をする医師、10日〜2週間をメドにする医師。医師により、そのピッチは異なる。患者にとってはマメにチェックをしてほしい。このきめの細かさの違いが今回の状況を生み出したのだろうか。
  抗がん剤だけが副作用を作り出すのではない。抗がん剤とともに飲む薬の方が怖いかもしれない。抗がん剤ほど注意しないからだ。そのうえ、その組み合わせがまだ未知数のものがあるようだ。
  患者も自分のこととして、もっと知識を積み上げ「賢い患者」にならねば生きてはゆけない。クワバラ,クワバラ・・・。

13)抗がん剤での味覚障害、嗅覚障害から思うこと

抗がん剤を飲んで人には味覚、嗅覚障害が出てくる人がいる妻もその一人だった。これらの障害は、どの抗がん剤からも出るのだろうか。がんサロンで抗がん剤を打っている患者の皆さんに聞いても、あまり事例はない。
  妻は、「イレッサ」が原因だった。1か月ほど使ったあと、このような症状が出てきた。味覚、嗅覚障害は意外に怖い。味覚は料理に困る。味見ができない。だから料理にばらつきが出る。そのうえ腐っているかどうかの判断も難しい。
 また嗅覚障害は、ガス漏れなど非常事態が発生しても分からない。非常に危険が隣り合わせである。しかし、それに対する保証はない。味覚、嗅覚障害と視覚、聴覚障害といかほどの違いがあるのだろうか。視覚、聴覚障害は障害者として守られている。しかし、味覚,嗅覚障害には何も助成はない。これで公平といえるのだろうか。


14)医師と患者はどんな関係であるべきか

患者は医師に遠慮しすぎている。遠慮するのは昔からのしきたりの様だ。でも時代は変わった。遠慮する時代は終わったのだ。医師は患者に技術を提供し、患者はその代償を払う。これは商いだ。車を買うとき、洋服を買うとき、皆さんはどんな行動をするだろうか。いろいろな店を回り、少しでも安くて良い品を選ぶために行動をしているだろう。何度も何度も。それほど慎重に品物を選ぶであろう。
  一方、入院するときを考えてみたい。まず手術だが、いくらかかるか分からないまま入院して手術を受けるのではあるまいか。変だと思いませんか。事前に、概算見積書があってもいいと思う。「これ位かかりますよ」と。そうすれば お金の用意や気持ちの用意も出来て良いと思う。
  でも現在は、そこまで行っていない。残念なことです。でも現実である。ならば、これから患者はどうすればいいのか。まず遠慮するのは止めたい。そのためには、患者としてそれなりの知識を身につけ、せめて質問できるレベルにまで自分を磨かなければならない「賢い患者」になるために・・・。
  セカンド・オピニオンにも遠慮しているのではないか。考えてみてほしい。皆さんが罹っている病院を。どの病院もセカンド・オピニオンを受け付けているだろう。受け付けているということは、私達も他の病院にかかってもいいのではないか。
  医師は忙しく働いているので 「なかなか自分の時間を取っていただけないのではないか」と思っていないだろうか。
  そんなときには,先生にお願いして別の日の別な時間に訪ねて作ってもらうことだ。30分〜1時間ほど。そうすれば、ゆっくりと相談できる、しかし その時には十分、自分も勉強して話ができ、質問ができる患者でなければならない。出来ないようでは「賢い患者」とは言えない。ぜひ挑戦してみてほしい。

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今週のニュース

日本アキュレイ、つくばセントラル病院に
放射線治療機器「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム」設置完了し治療開始
  日本アキュレイ(穂積重紀社長)は、特定医療法人つくばセントラル病院(竹島徹理事長・院長:所在地:茨城県牛久市)における放射線治療機器「サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム」 の設置が完了し治療が開始されたことを明らかにしました。
  同システムは、2010 年にサイバーナイフシステムの第4 世代(日本での最新世代)として厚生労働大臣による薬事承認され、今回の設置は日本における6 番目の第4 世代導入になります。
「患者さん主体の医学を目指して地域密着の医療・介護サービスを提供しているつくばセントラル病院に、高精度放射線治療機器が導入されたことにより、茨城県南部および近隣エリアの患者さんにとって、頭蓋内・頭頸部がん、肺がん、肝臓がんをはじめとする体幹部のがんに対する治療の選択肢が増えます」(日本アキュレイ)
  つくばセントラル病院 理事長・院長 竹島徹医師は、今回の設置完了・治療開始について、「当院は人口約100 万人が生活する茨城県南地域において医療保険福祉活動の包括的な展開を目指しています。健診センターから緩和ケア病棟まで、一施設でさまざまな段階に対応する環境作り、つまり医療と福祉の複合体作りを進めており、高精度放射線治療機器の導入で、新たな先進技術が当院に加わりました。筑波大学とも連携をとりながら、患者さん個々の症例に合わせた医療を提供していきたい」と語っています。
 高度な医療機器の一つであるサイバーナイフについて次のように話しています。
「がん治療の分野においても、根治性の追求に加え、治療過程における患者さんのクオリティ・オブ・ライフ(QOL)が重視されるようになりました。超高齢化社会の到来に向け、患者さんの心身・精神面での負担が少ないサイバーナイフによる治療で、高齢者をはじめ、外科手術が難しいと判断される患者さんにも新たな治療の選択肢を提示できると期待しています」

高齢者と身障者の自立をサポートする最新の介護福祉用品2万点を展示
9月26日に開幕、28日まで東京で国際福祉機器展
 高齢者と身障者の自立のための国際福祉機器展が9月26日に開幕しました。アメリカのMedtradeとドイツのREHACAREに次ぐアジア最大規模の介護・福祉機器展として、毎年1回開催されており、会場(5万u)の東京ビッグサイトに15か国から548社が参加、およそ2万点の介護・福祉用品を展示し入場者にアピールしました。主催は全国社会福祉協議会と保健福祉広報協会。
 展示ブースは、福祉施設・住宅機器関連用品、入浴用品、トイレ・おむつ用品、衣類、ベッド用品、福祉車両関連製品、移動機器(リフト)、リハビリ・介護予防機器、車いす、在宅・施設サービス経営情報システム、介護食品・調理器具、移動用品(杖・歩行器)など18ゾーンに分けられ、企業担当者が自社商品を来場者にアピールしたほか、『税と社会保障の改革で財政危機と高齢化に立ち向かう』と題した国際シンポジウムでは、デンマーク国税省・税制度検討推進役が登壇し講演。デンマークの取り組みは日本に生かせるのかなど、時宜を得たテーマだけに関係者は熱心に耳を傾けていました。
  初めて参加したフランスパビリオンでは、フランス経済産業雇用省の肝いりで医療ケアや在宅介護のための情報技術の新しいサービス創造を目指すために設立されたCNRサンテ(国立在宅介護・自立リファレンスセンター)、1996年にナチュロパス(自然療法家)のモニック・ビアル氏と物理学者のクロード・ブルス氏によって設立されたオリス社が、永久磁石を使用したベルト、各種サポーター(ひざ、足首、ひじ、肩、指、手首)、頸部コルセットは睡眠工場のためのマットレスパッドや枕などを展示。日本企業とのジョイントを求めていました。
  一方、会場の一角に設けられた介護食(治療食)ゾーンは、新しく開発された介護食を試食する多くの介護関係者で身動きができないほどの人気ぶり。「とろみ調整食品」や「おかゆタイプ食品」「メディケア食品」「エネルギー補給食品」「栄養サポート飲料」等々、企業とともに日本介護食品協議会(48社が加盟)も『ユニバーサルデザインフードマーク』付商品のPR活動に力を入れていました。
  ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで食べやすさに配慮したレトルト食品や冷凍食品などの調理加工食品をはじめ飲み物や「とろみ調整食品」などがありパッケージには同協議会が制定した規格に適合した商品に専用マークが貼付されています。
「どのメーカーの商品にも、かたさや粘度の規格により分類された4つの区分を表示しています。この区分を目安にご利用に適した商品を安心して選んでいただけます。ユニバーサルデザインフードを一人でも多くの方々に認知していただけるよう、告知活動に力を注いできました。このところ介護食品に対する認知度も高くなり売り上げも増加してきました。説明が必要な食品ですので、ドラッグストアや調剤薬局などにもユニバーサルデザインフードの輪を創造していきたい」と日本介護食品協議会事務局長の藤崎亨さんは話しています。。 
  福祉機器展は明日(9月28日)まで。

エーザイ、「e-65.net(イーローゴ・ネット)」サイト内に「認知症地域支援マップ」開設
  エーザイは、認知症啓発サイト「e–65.net(イーローゴ・ネット)」をリニューアルし各地域で認知症について相談可能な医療施設・地域包括支援センターを検索できる「認知症地域支援マップ」(http://sasp.mapion.co.jp/b/e-65/)を開設しました。
http://www.eisai.co.jp/news/news201267.html

協和発酵キリン、東北地域の高校を対象としたバイオ分野の次世代育成プロジェクト「東北バイオ教育プロジェクト」2012年度参加校
  協和発酵キリンは、全国で先端科学教育を手掛ける株式会社リバネス(東京都新宿区)とで、復興応援キリン絆プロジェクトの一環として、この9月から東北地域の高校で今後のバイオ産業を担う次世代を育成する「東北バイオ教育プロジェクト」をスタート。バイオ分野を対象としたテーマで岩手県・宮城県・福島県の高校からバイオ教育指定校2校の参加を決定しました。http://www.kyowa-kirin.co.jp/news/2012/20120920_01.html

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Online Medニュース
http://www.geocities.jp/onlinemedsante/

ロシュ、Avastinが欧州当局から白金製剤感受性の再発卵巣がんに対する
使用について承認勧告を受領
  ロシュは欧州医薬品委員会(CHMP)から、白金製剤感受性の再発卵巣がんに対するAvastin(bevacizumab)と化学療法(carboplatinおよびgemcitabine)の併用についての承認勧告受領を明らかにした。
  白金製剤ベースの化学療法完遂後6か月以降に再発を認めた場合に「白金製剤感受性」とされる第III相臨床試験で白金製剤感受性の卵巣がんでAvastinと化学療法の併用後も継続してAvastinを単独投与した群では化学療法のみを投与された群に比べ無増悪生存期間の統計学的に有意な延長が認められたもの。
http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/news/detail/20120926140000.html

ブリストル・マイヤーズ、抗悪性腫瘍剤「タキソール注射液30mg、100mg」の「再発又は難治性の胚細胞腫瘍」の効能・効果追加を公知申請
 ブリストル・マイヤーズは、抗悪性腫瘍剤「タキソール注射液30mg、100mg」(一般名:パクリタキセル、以下、タキソール)について、再発または難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)の効能・効果追加の公知申請を、9月25日に行った。http://www.bms.co.jp/press/20120926.html

日本化薬、パクリタキセル注30mg/5mL「NK」・100mg/16.7mL「NK」の効能・効果追加を公知申請
 
日本化薬株式会社は9月25日、抗悪性腫瘍剤『パクリタキセル注30mg/5mL「NK」・100mg/16.7mL「NK」』(一般名:パクリタキセル製剤)について、「再発又は難治性胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)」の効能・効果追加に係る医薬品製造販売一部変更承認申請を行った。
  同剤は、植物抽出物由来の抗悪性腫瘍剤で、後発医薬品として2006年7月より販売を開始し「卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、血管肉腫、再発又は遠隔転移を有する食道癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、進行又は再発の子宮頸癌」の治療に使用されている。
http://www.nipponkayaku.co.jp/news/2012/20120926114241.htm
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独ベーリンガーインゲルハイム、非小細胞肺がん(NSCLC)の適応で欧州で
新規化合物「アファチニブ」を承認申請、腫瘍領域で初
  独ベーリンガーインゲルハイムは、欧州医薬品庁(EMA)に非小細胞肺がん(NSCLC)を適応として初の不可逆的ErbBファミリー阻害薬である「アファチニブ」の製造販売承認申請を行った。
  「アファチニブ」は、EGFR(ErbB1)遺伝子変異を有する非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に実施した臨床試験で化学療法と比較し前例のない有効性を示したもの。
http://www.boehringer-ingelheim.jp/news/news_releases/press_releases/2012/120921.html

テラ、次世代がん抗原MAGE-A4ペプチドの特許が米国で成立
  新規がん抗原であるMAGE-A4ペプチドについて2009年3月に北海道大学との間で全世界を対象とする専用実施権設定契約を締結、北海道大学により出願されたMAGE-A4ペプチドに係る特許が米国で成立した、MAGE-A4ペプチドは北海道大学・西村孝司教授によって発明された新規がん抗原。
  ヘルパーT細胞を活性化する部位を持つペプチドとヘルパーT細胞と、キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)を同時に活性化することができる部位を持つペプチド(H/K-HELP)の2つのタイプがある、MAGE-A4ペプチドはテラが技術・ノウハウを提供する樹状細胞ワクチン療法で使用されるキラーT細胞のみを活性化するこれまでのがん抗原とは違い、同細胞に加えてヘルパーT細胞も活性化することができるため、より強力にがんに対する免疫を活性化することができる次世代のがん抗原として期待している。
http://www.tella.jp/release/2012/article_20120920_468.html

シンバイオ製薬、抗がん剤「rigosertib(リゴサチブ)」導入元のオンコノバ社が
バクスター社と欧州で業務提携
 「リゴサチブ」は、シンバイオが2011年7月にオンコノバ社からライセンス導入したユニークなマルチキナーゼ阻害作用を有する抗がん剤、欧米ではオンコノバ社が米FDAから希少疾病医薬品の指定及び特別プロトコール査定を受けて「再発・難治性の骨髄異形成症候群(MDS)」を対象とする第V相臨床試験(注射剤)を実施中。
  オンコノバ社は、初回治療のMDSを対象として、リゴサチブの経口剤の開発も進めており、第II相臨床試験を開始している。オンコノバ社は,欧州のMDS及びすい臓がんに関する独占的開発・販売権をバクスター社に供与、日本では「再発・難治性のMDS」を対象とする国内第I相臨床試験(注射剤)を2012年6月に開始している。
http://www.symbiopharma.com/news/20120920.pdf

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