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『週刊がん もっといい日』編集部(株式会社日本医療情報出版)
TEL.03-5688-7816
FAX.03-5688-7803



 

週刊がん もっといい日
2012年Vol.315
10月11日更新


Vol.315の目次 『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道からのメッセージ

病院と開業医が濃密に連携する「尾道方式」で
がん患者に高品質の在宅医療を提供する――
片山医院(広島県尾道市)院長 片山 壽医師



『週刊がん もっといい日』のすすめシリーズ
●生きるための緩和ケア最前線
  ◇第1弾:『痛みからの解放』
  ◇第2弾:『“がん治療と積極的疼痛管理”のすすめ』
●ピロリ菌対策シリーズ
  ピロリ菌の早期発見・早期除菌による胃がん予防キャンペーン
●遺伝子療法最前線
  がん遺伝子診断・治療が今なぜ注目されているのか
●未承認抗がん剤問題を追う
  もう治療法がないといわれた再発進行がんの未承認抗がん剤という選択肢
●胃がん闘病中のジャーナリスト・レポート
  がん患者さんのための免疫とがん講座

12年10月4日更新内容 前記事はこちら

がんの予防、治療、再発防止に役立つ
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毎週木曜日の更新です!

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11月11日、都内で「がんでも自分らしくわが家で過ごすために〜変えよう日本のがん医療、手をつなごう患者と家族たち」をテーマに
第8回がん患者大集会


 『週刊がん もっといい日』には、随時、セミナーやイベントの情報提供に感謝いたします。本日(10月10日)、お届けいただいたのが、 NPO法人がん患者団体支援機構が主催する8回目の「がん患者大集会」の案内です。
 今回は、「がんでも自分らしくわが家で過ごすために〜変えよう日本のがん医療、手をつなごう患者と家族たち」をテーマに、11月11日(日)13時から都内の東京医科歯科大学(M&Dタワー2階大講堂)で開催されます。
 大集会のもようは、大講堂だけでなく各地のがん患者サロンなどサテライト会場で視聴できるほか、Ustream(インターネットで無料配信)を使用して配信されます。
 参加対象は、がん患者さん、体験者、家族、医療・福祉関係者、がん医療に関心のある人。参加費は無料。詳細は以下を参照してください。照会先は、がん患者団体支援機構事務局(浜中皮ふ科クリニック内 Mail:daisyukai@yahoo.co.jp)。
              ◇
■開催日時:11月11日(日)13時〜16時(開場:12時)
■実施会場:東京医科歯科大学 M&Dタワー2階大講堂
◇各地がん患者サロンなどのサテライト会場で視聴
◇Ustream(インターネット無料配信)を使用して配信
◇インターネット中継:http://www.canps.jp
■テーマ:「がんでも自分らしくわが家で過ごすために(在宅緩和ケアの推進)」
■内  容
◇基調講演:「がん対策基本法に込められた患者の思い」山本ゆき/「在宅緩和ケアが可能にする自宅での豊かな時間」片山壽(尾道市前医師会長)/蛭田みどり(ケアタウン小平訪問看護ステーション所長)
■参加対象:がん患者・体験者・家族・医療・福祉関係者・がん医療に関心のある方
■参加費:無料
■主 催:NPO法人がん患者団体支援機構第8回がん患者大集合実行委員会
■照会先:がん患者団体支援機構事務局(浜中皮ふ科クリニック内)
◇Mail:daisyukai@yahoo.co.jp

 東京医科歯科大学は、御茶ノ水駅から徒歩数分の地にあります。関係者の皆様、お出かけください
  さて今週もまた、皆さまにとって「もっといい日」でありますように・・・。
 
『週刊がん もっといい日』編集部 山本武道

「生存率20%以下のがんから奇跡の生還」を果たした
ランス・アームストロングさん(自転車レースの最高峰、
ツールド・フランスで前人未到の7連覇)から、
がんと闘う皆さまへのメッセージです

↑クリックしますと全文掲載されます。

世界各国の乳がんを患った女性たちに向けた
テニスプレーヤーのアンドレ・アガシ選手の母親、
ベティ・アガシさんのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

3年前に腎臓がんを克服したプロレスラーの
小橋建太選手からのメッセージ

↑クリックしますと全文掲載されます。

「いつの日か、あなたが孤独で行き先を見失った時には
春の穏やかな暖かい日向の風となって・・・
さわやかな幸せの風を送ります」
最後の力を振り絞って書かれた一通の
あるがん患者さんの手紙「お別れのことば」

↑クリックしますと全文掲載されます。

「もっといい日」図書室からのお願い!
がんの治療法(手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法、補完・代替療法など),食事療法、闘病記等々、がんに関する推せん書籍を、ご紹介ください。

皆さまが、最近読まれた書籍で、患者さんや家族の方々に、ぜひ読んでいただきたい書籍を、「もっといい日」図書室まで、下記の要領でお知らせください。

<お知らせいただく項目>

(1) 書籍名(2)著者と筆者の所属先及び連絡先(住所、電話番号)(3)発行出版社(住所、電話番号、メールがあればアドレス)(4)価格(5)簡単な紹介文(400字以内)(6)あなたさまの氏名、住所、連絡先(仮名も可)

送付先E-mail:yamamoto-iihi@gekkan-gan.co.jp


がん関連書籍を紹介した『もっといい日 図書室』をご利用ください

がんに関する書籍が、相次いで出版社から刊行されていますが、「うっかりして買い忘れた」「知人から聞いた」「確か新聞や雑誌で紹介されていた」等々、入手できなかったというケースは少なくありません。
 そこで『週刊がん もっといい日』編集部では、がん関連書籍の発行先、著者の連絡先がわかる、『もっといい日 図書室』を開設いたしました。
 リストには、書籍名、発行元(出版社名・連絡先)、著者(著者の専門部位・所属先・連絡先)を掲載しておりますが、ただし著者の所属先及び連絡先が変更になる場合もありますので、ご了承ください。今後、がん関連の書籍リストは、随時、追加していきます。
『もっといい日 図書室』の閲覧は、トップページ上部の「もっといい日 図書室」をクリックしてください。



           
     ☆☆☆「週刊がん もっといい日」VOL.315☆☆☆


         病院と開業医が濃密に連携する「尾道方式」で
         がん患者に高品質の在宅医療を提供する――

         片山医院(広島県尾道市)院長 片山 壽医師

高齢社会の進展や医療提供体制の変化などを背景に、在宅医療の重要性が増している。しかし、言うは易く行うは難し――で、知識と経験の不足するスタッフに当たってしまうと、快適さを求めて選んだ療養環境が、反対に患者やその家族にとってストレスの巣窟になってしまうこともある。そんな中、病院と開業医が高度に連携を取ることで、高品質の在宅医療を実現しているのが広島県尾道市だ。「尾道方式」とよばれるこのシステムを考案し、全国に先駆けて定着させたのが、同市医師会の前会長で、市内で「片山医院」を運営する片山壽医師。全国の在宅医療関係者が目標に据えるそのシステムと、そこで繰り広げられるがんの在宅医療の実際を取材した。



 
  片山 壽医師


プロフィール

1949年広島県尾道市生まれ。東京医科大学を卒業後同大第三内科入局。済生会川口総合病院勤務を経て、84年より現職。尾道市医師会前会長。現在岡山大学医学部大学院臨床教授、尾道市医師会地域医療システム研究所所長を兼務。医学博士。


                 
前医と後医が切れ目なく連携する
「顔の見える紹介」を徹底実践

 人口約14万5000人。現在尾道市には、三つの大型基幹病院と、約100カ所の開業医が存在し、これらが有機的に結び付くことで、全国的に見ても非常に優れた医療連携のシステムが機能している。「尾道方式」とよばれるその連携方式について、片山医師は次のように説明する。
「病院での治療から自宅や小規模多機能型居宅介護などでの療養に移行する際に、形式的に引き継ぐのではなく、その患者に関わるすべての医療と介護のスタッフが情報を共有化し、全力で在宅医療と介護に当たっていけるための仕組みづくりを考えて行った末に出来上がっていったのが、この尾道方式です」
  通常の医療連携では、かかりつけ医から後方支援病院へ、また後方支援病院からかかりつけの開業医へ――と担当が代わる時は、それぞれ前医が後医に宛てて紹介状を書く。患者はその紹介状を持って次の医療機関を訊ね、後医は紹介状に書かれた情報からその患者の治療方針を立てていくのが基本だ。
  しかし、書面の情報だけで患者のすべてがわかるものではない。前医と後医が顔見知りなら電話やメールでの確認もできるが、そこまで強い関係でもなければ、後医はそこから改めて目の前の患者の情報を収集し、今後の方針を考えていくことになる。それは医師にとってもそうだが、何より患者にとってのストレスになる。尾道方式はこのストレスを解消し、「切れ目のない医療・介護連携」の実現を目指して構築された仕組みなのだ。

関係する全医療スタッフが一堂に会することで
患者と家族の治療に対する意識を高める――


  医療連携は全国で行われているが、尾道は何が違うのか――。それは患者が紹介状を持って次の医師を訊ねていくのではなく、それまでかかっていた医療機関とこれからかかる医療機関の、その患者に関係する全てのスタッフ(医師だけでなくあらゆるパラメディカルを含む)が顔を合わせ、合同のカンファレンスを開催して、情報の共有化を行うのだ。
  しかも、このカンファレンスの特徴は、医療従事者だけでなく患者本人やその家族も同席するという点。それにより自分の病状を正確に把握できるだけでなく、自分のためにこれだけ多くのスタッフが真剣に向き合っている――ということを知ることで、その後の治療への意識を高めることに少なからぬ効果を発揮するのだ。
「患者さん本人もそうですが、特に在宅に戻られる場合はご家族の介護力を引き出す上でも役立っています」と片山医師。しかし、カンファレンスのたびに、その患者の関係スタッフが一堂に会するとは、何とも贅沢な話だが、それもある取り決めを遵守することで可能になっているという。その取決めとは「15分ルール」だ。一人の患者のカンファレンスは15分で終わらせる。そのためには出席するスタッフがあらかじめ資料を精読し、伝えるべきことをまとめておく必要がある。予習なくしてこのカンファレンスは成り立たない。結果としてスタッフの意識を高めることにもつながって、多職種への教育的効果があるのだ。

多岐にわたる疼痛管理技術で柔軟に対応
タイミングを逸しない医療判断が不可欠


 尾道方式が最も効果を発揮するのが、病院から在宅へ――という流れ。特に在宅での緩和ケアを望む時に、そのメリットは最大限に高まる。岡山大学医学部で緩和医療学を教えている片山医師にとって、ここは一番こだわりの強いところだ。
「病院での緩和薬剤の確認やレスキューの頻度を確認することで精度の高い疼痛管理が可能になる。だからこそ患者さんに『痛みは確実に取り去るのでお任せください!』と言い切ることができるんです」
 片山医師は、在宅における緩和ケアを上手に進めていく上でのコツもあるという。
「認知症の有無によって服薬管理の方法は違ってくるので、ご家族のサポート力を引き出すことはきわめて重要。また、抗がん剤の副作用で重症口内炎ができている場合などは、無理して経口薬にこだわるのではなく、パッチ剤などを効果的に使っていくことも大切です。痛みの微妙な変化を見逃すことなく、その時々で薬剤や服用回数の変更、また医療用麻薬だけでなく、鎮痛補助薬など多岐にわたる薬剤を柔軟に取り入れることで、患者の快適性は高まります。こうしたアプローチの変更は、早すぎても遅すぎてもうまく行かない。タイミングを誤らない医療判断が求められることになり、そのためにも前医(病院)での服薬状況やそれに対する反応を、在宅医療を担当する開業医は詳細に知っている必要があるのです」
「よってたかって」とは、本来イジメなどのネガティブな行為に対して使われる表現だが、ここ尾道では、あらゆる医療従事者が「よってたかって」患者の医療環境向上に向けた取り組みを強めている。日本中がうらやむ医療提供体制が機能する裏には、患者には見えない所での、医療スタッフ一人ひとりの努力があることを忘れてはならない。


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今週のニュース

11月18日、「死に逝く人…残される家族」テーマに第14回死生学研究会
講師に「死に直面したあなたに」の著者の内田誠氏
  死生学研究会の第14回目が、11月18日、講師に「死に直面したあなたに」の著者の内田誠氏(死生学研究会代表・日本臨床死生学会会員)を迎えて開催されます。テーマは、「死に逝く人…残される家族」。
  会場は八王子市生涯学習センター・クリエイトホール。参加費無料。定員は63名。希望者は電話(042-624-1355)で。
■開催日時:11月18日(日)14時〜16時(講演時間:2時間) 
■会  場:八王子市生涯学習センター・クリエイトホール10階・第2学習室(京王・JR・八王子駅歩3分)
■テーマ:「死に逝く人…残される家族」
■講 師:内田 誠(死生学研究会代表・日本臨床死生学会会員・「死に直面したあなたに」の著者)
■内 容
<第1部>
(1)14時〜14時15分: 初めての参加者に…死生学・死生観・流れ図。
(2)14時15分〜15時:死に逝く人(死の受容)…残される家族の心の整理。
(3)15時〜15時45分:原始仏教(釈迦の思想)と日本の大乗仏教…(2)と関連。
(4)14時45分〜16時:次回「心の開放…自力と他力(仮題)」のお知らせなど。
<第2部>自由参加(16時〜16時45分: 質問・相談・自分図・自悟禅・復習など)
■趣 旨
  死は人生で、最大・最後の難問です。なぜなら、人は必ず死ぬのに、誰一人死者として死を語れないからです。死は誰にも平等に、不意に訪れる不確実な存在です。ですから、常日頃から自分で納得できる死生観を固めておく必要があります。今回は「死に逝く人…残される家族」について考えてみましょう。
 「がんです、余命は半年です」…等と医師に死を宣告され人は死に直面します。今まで死を考えるのが怖いので、死を考えないで生きてきた自分に愕然とし、多くの方は死の恐怖に怯えます。がんの治療と、死の不安の解消を同時に行う事は至難の技かも知れません。死に直面した人が、霊魂や来世は考えないで死の不安を解消する方法について、釈迦の空(くう)の思想もまじえてご説明します。
  さて残される家族は、死者を弔い死者との別れを経験します。死に逝く人が…死ねば全て終わり、何も残らない、戒名・葬式も不要…等と遺言して亡くなったとします。残された家族は死者と対面し、今の今まで呼吸をしていて、温もりがあった家族の何もかもが無くなってしまうという事は中々考えられないでしょう。多くの家族はこうして魂とかあの世を考え、大切な人が何時までも何処かで生き続けて欲しいと願う事でしょう。今回は、原始仏教(釈迦の思想)と、日本の大乗仏教の易しい解説(資料)を中心に、日本人の心の矛盾についても考えてみましょう。死生学研究会資料を配布します。
がんで余命宣告されたり、他の病気で死に直面しておられる方々、医療関係に従事されておられる医師や看護師等の方々、病人の看護をされておられる一般の方々、教育関係者の方々、うつ・いじめ・自殺等に直面しておられる方々、現在お元気な方々もご自身の死生観を固める為にも、ぜひご参加下さい。
 なお、本講演の内容は、死の哲学的考察に基づいており、通常言われている霊や死後・来世・神仏の存在の是非等については、哲学の範囲を逸脱しますので論じません。
■参加費:無料
■定 員:先着63名ご希望の方は、お電話でお申込下さい。
■申し込み・問い合わせ:死生学研究会(内田 誠TEL:042-624-1355/司会・田島直英TEL:090-6164-2864)
◇HP http://www2.ocn.ne.jp/~siseiken/
◇死に直面、死の哲学書などで検索可。
◆次回セミナーは、2013年3月開催予定です。
◆なお当日、書籍等の購入はできません。メモ帳と鉛筆をご用意下さい。
■主 催:死生学研究会、後援(2012/9/14 〜2012/11/18):八王子市教育委員会

中外製薬、抗悪性腫瘍剤「アバスチン」の
卵巣がんに対する効能・効果追加の承認申請
  中外製薬(本社:東京都中央区)は、抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)−販売名『アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』の卵巣がん(卵管がん、原発性腹膜がんを含む)に対する効能・効果追加について、厚生労働省に承認申請したことを明らかにしました。
「当社では、卵巣がんに対する『アバスチン』の投与について、医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議の審議結果に基づく開発要請を、2010年12月13日付で厚生労働省から受領し、効能・効果追加の承認申請の準備を行ってきました」(同社)
  今回の申請は、初回治療の卵巣がんの患者さんを対象とした二つの第III相臨床試験(米国等で実施されたGOG-0218 試験及び欧州等で実施されたICON7 試験)に基づいたもの。
「いずれの試験でも、標準化学療法であるカルボプラチン・パクリタキセル療法に『アバスチン』を併用し、標準化学療法終了後にアバスチンを継続維持投与することの有用性を検討しタ結果、両試験では主要評価項目である無増悪生存期間が、標準化学療法を投与された卵巣がん患者さんに比べ、統計学的に有意に延長することが示されました。また安全性については、これまでに『アバスチン』で報告されている範囲内のものであり忍容性も確認されました」(同社)

エスエス製薬、全国の男女1000人に聞いた鼻水・鼻づまり・くしゃみに関する実態調査

  エスエス製薬が実施した「鼻水・鼻づまり・くしゃみに関する実態調査」によれば、この2〜3年の間で「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」「鼻のかゆみ」「むずむず」といった症状を経験したことがあるかどうかの質問に「カゼでもスギ花粉症でもない」要因で何らかの鼻症状を経験した人が全体の40.7%、「カゼでもスギ花粉症でもない鼻の症状」は「決まった月はなくどのシーズンでもありうる」人が61.2%存在していた。http://www.ssp.co.jp/nr/2012/20121010.html

ノバルティスファーマ、第66回国立病院総合医学会市民公開講座「たばこの煙のない社会を目指して」の参加者を1200名募集

  国立病院総合医学会(会長:楠岡 英雄)とノバルティス ファーマは11月17日、神戸国際展示場で第66回国立病院総合医学会 市民公開講座「たばこの煙のない社会を目指して〜大切なひとがたばこで命を落とさないために〜」を開催します。参加費は無料で参加者1200名を11月5日まで募集中。
http://www.novartis.co.jp/news/2012/pr20121005_01.html

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Online Medニュース
http://www.geocities.jp/onlinemedsante/

アルツハイマー患者、内科医の97%が診療中 本人に告知しないが11%
ケアネット調査、開業医で高い告知の割合
  内科医の97%がアルツハイマー型認知症の患者を診療しており、しかも57%は10人以上のアルツハイマー型認知症患者を診療、患者本人への病名告知については36%が明確に「した方が良い」と回答したが、「必ず告知」する内科医は11%にとどまり、「告知しない」も11%あった。他の78%は告知割合に違いはあるが告知をしている。ケアネットが会員内科医648人を対象に9月に行ったインターネット調査の結果だ。
  内科医648人の内訳は、勤務医305人、開業医343人。診療しているアルツハイマー型認知症患者0人は両者合わせて2.8%に過ぎず、ほとんどの内科医がアルツハイマー型認知症患者を診療していることが明らかになった。
  診療しているアルツハイマー型患者の数には違いがあり、1−10人が40.4%で最も多い。11−20人は25.9%、21−30人は10.2%となり、30人以上も20.7%と、かなりの割合を占めている。1−10人は勤務医37.4%に対し開業医は43.1%で、勤務医の方が患者数は多めだが、開業医も30人以上が17.5%ある。
  患者本人への病名告知については、全体では「した方が良い」19.1%、「どちらかと言えばした方が良い」35.6%で、合わせると約55%となる。「しない方が良い」は1.7%に過ぎず、「どちらかと言えばしない方が良い」が7.1%、合わせても約9%にとどまり、「どちらとも言えない」が36.4%と多くを占めている。これらの割合は、勤務医、開業医とも大きな違いはない。
  しかし、実際に初期または軽度のアルツハイマー型認知症患者に対しての告知は、全体では「100%」告知が10.8%にとどまり、逆に「0%」が11.0%で同率となっている。
  ここでは、勤務医と開業医に違いが出ている。「100%」告知は開業医11.7%に対し勤務医は9.8%、「0%」は開業医7.0%に対し勤務医15.4%となり、開業医の方が告知をしている割合が高い。
資料:「認知症」診療に関するアンケート第1弾〜病名の告知〜(ケアネット)
http://www.carenet.com/special/1210/investigation/01.html

ホスピーラ、抗悪性腫瘍剤「ゲムシタビン点滴静注用200MG/1G「ホスピーラ」」に「再発・難治性悪性リンパ腫」の効能・効果追加を公知申請
 
ホスピーラ・ジャパン株式会社(本社:大阪市)は、このほど抗悪性腫瘍剤「ゲムシタビン点滴静注用200mg/1g「ホスピーラ」」(一般名:ゲムシタビン塩酸塩)について、効能・効果「再発又は難治性悪性リンパ腫」の追加に係る製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと、発表した。
http://www.hospira.co.jp/japanese/pressrelease.aspx?ID=28

ファイザー、ALK陽性進行非小細胞肺がんでクリゾチニブが単剤化学療法に優る
 
ファイザー社は、プラチナ製剤を含む初回化学療法を受けたALK陽性進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対しクリゾチニブは標準化学療法よりも効果が高い治療薬であることが新規第V相試験で示されたと発表した。詳細は、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2012年度総会で報告。
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2012/2012_10_09.html

独ベーリンガーインゲルハイムの不可逆的ErbBファミリー阻害薬「アファチニ」、日常生活を制限する肺がん関連症状とQOLを有意に改善
 
独ベーリンガーインゲルハイムは、上皮成長因子受容体(EGFR、別名ErbB1)遺伝子変異を有する非小細胞肺癌患者を対象に実施されたLUX-Lung 3試験の新たなデータ、不可逆的ErbBファミリー阻害薬である新規化合物 「アファチニブ」は非扁平上皮非小細胞肺癌で標準化学療法の1つであるペメトレキセド/シスプラチンと比較して肺がん関連症状(咳嗽、呼吸困難、胸痛)をより良好により長期にわたってコントロールするだけでなく健康関連のQOLも改善したことを、このほど明らかにした。
http://www.boehringer-ingelheim.jp/news/news_releases/press_releases/2012/121005.html

独バイエル、Stivarga(レゴラフェニブ)錠を米FDAが転移性大腸癌の適応症で承認
 
独バイエルの「Stivarga」(海外製品名、一般名レゴラフェニブ)錠を現在使用可能な治療(フッ化ピリミジン系薬剤、オキサリプラチン、イリノテカンベースの化学療法、抗VEGF 療法、KRAS 野生型の場合は抗EGFR 療法を含む)施行後の転移性大腸癌の治療薬として米FDAが承認した。
http://byl.bayer.co.jp/html/press_release/2012/news2012-10-05.pdf

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                  がん患者さん投稿原稿
                   『生と死のはざまで』
              島根がんケアサロン支援塾代表 納賀良一
                    最終章 その5


15)痛みを知り、その痛みから解放されるには


  患者にとって痛みは避けて通れない道である。でも、痛みについて患者も医師も看護師もあまり真剣に考えていない感じである。患者は痛い痛いと言っていても、医師は「しょうがないよ、少しは我慢しなさい」と言っているような感じがしてならない。
  痛みについて調べてみると、意外に単純にしか痛みを考えていないことに気がついた。痛みは痛みだけを見るのではなく、痛みに関係ないような事柄も総合的に見て判断しなければならないことが思い当たる。つまり、以下のようなことが考えられるのではないだろうか。
 
 ・眠気・吐き気・お通じ・しびれ・麻痺・睡眠・痒み・味覚・嗅覚

  これらを総合して痛みを判断することが必要ではないだろうか。しかし現在は、あまりにも単純にしか「痛み」を評価していない。では患者として、どうしたらよいのだろうか。
  痛みは非常に複雑なもの。患者自身も医師に対して、看護師に対して正確に「痛み」を伝えねばならないが出来ていない。医療現場と患者が、もっと勉強しなければいつまでも「痛み」の解決はできない。ある患者は医師に対して、痛みを「漫画的に図式」で伝えたことがあると聞いた。これも一つの方法だろう。
  このような工夫が積み重なって、「疼痛管理」は出来てゆくのだろう。緩和ケア、在宅医療を目指す地元地域にとって、痛みを分析していかに在宅で安心して暮らすことができるかが、これからの社会だろう。

16)残された時間をいかに使うか


  がんになって思うことは、時間がいかに大切かと。余命を宣告されたわけではないが、自分ではその気でいる自分がいる。余命は自然と自分の身に押しかかってくる。しかし、がんから学んだこともたくさんある。
  時間の大切さもその一つだ。残された時間をいかに有効に使うかはその人の自由だ。残りの時間を逆算して、短い時間をいかに有効に使うかが勝負だ。その貴重な時間の少しを、他人のために使ってみよう。すると、また「新しい考え」の時間を持つことができる。
  発想を変えてみると新しい発見をする。たとえば、医療とまったく関係がない会議や講演会に参加してみよう。すると、頭のサイクルは違う回転をする。そこから医療の対策、政策が見えてくる。これは不思議だ。
  一方方向から、物事を考えていると思い付かないことが、視点を変えることにより大きな変化をする。このような行動ができれば、それを応用しよう。なにごとでも活用できそうだ。

17)心の重さを消去するには


  がんと宣告されたら、本人はどんな思いでその思いを受け取るだろう。「なんで私が」は誰でも思うことだ。そこから、心に鉛が重石となって襲ってくる。真に重い。そのままでは、いつまでたっても心は晴れない。
  では、どうしたらよいのだろう。これには個人差がある。じっと我慢することも出来る。でも、これは大変。ウツになるのは請け合いだ。引っ込み思案では、何も解決しない。そこで、思い切って人と触れ合う場に出てみよう。いろいろな講演会がある。医療関係、健康関係、時事関係、教育関係など、たくさんある。
  なんでもよい。とにかく、ひと前に出てみることだ。そこから世間が見えてくる。出るにはひとつ条件がある。講演会の最後に質疑応答がある。そこで質問してみてほしい。質問しようと思えば、最初から熱心に話を聞く。だから寝むくなんてありえない。何かテーマはないかとそれは意気込みが違う.
  だから、また自分の実になってくる。一石二鳥なのだ。たった、そんなことから人間は変わることもある。わたしも今は、そのような気持ちで講演会に参加している。いやなことも楽しく感じてくる。有難いものだ。

18)亡くなってから1週間が過ぎて・・・

  保険会社への提出資料、市役所への家族等変更届、病院へ診断書依頼など、いろいろと煩雑な手続きがほぼ終了して、明日、大阪へレンタカーで出発する。葬儀のため。姉妹の待つ大阪へ。2〜3日前から、朝、うぐいすの凄くきれいな鳴き声が聞こえてくる。妻が呼んでいるような感じだ。「しっかりしているか。私は心配いらないからねと、空から見ているよ」そんな感じのする鳴き声だ。毎日、毎日。その鳴き声で目が覚めたのかもしれない
  ふと、妻のことが脳裏をよぎることがある。昨晩、娘が妻の洗濯物を畳んでいた時、妻を思い出し泣いていた。これはつらい。病院などで身に着けていたものだか、なおさらだ。そのうえ、娘が買ったものだから、なお辛い。でも、これが現実なんだ。

19)患者と家族との生前の打ち合わせ

  先日、がんサロンでのメンバーと話をしていた際、ふと感じたことがあった。私も妻を亡くして、どこに何が入っているかまったく分からない。これは困った。家族は知っておかなければいけない大事なこと。しかし、患者の前では誠に聞きにくい。
  そこで、元気なうちに話が十分出来るときに、そんな話をしておくことだ。そのためには、これらは患者から家族に伝えるべきだ。必要品の棚卸をして置き、一覧表にしておくべきだ。
マニュアル化こそが、将来、残された者たちを安心させられることだ。
  これは患者本人でしか出来ないことであり、患者が主導権を持って進めなければ纏まらない事なのだ。残してしまう家族のため、必ず 患者本人が責任を持って進めてほしい。

20)がんになりたくない。なってほしくない。そのためには?

  サロンを開設していて思うのは、患者の皆さんの医療に対する意識の薄さに驚かされる。
先生にお任せもいいが、知ってお任せするのと知らないでお任せするのとは意味が違う。
「お任せという選択」をしたのならば、あとで文句を言わないこと。お任せという選択をしたのを忘れて、あとで結果が悪くて文句を言っている患者がいる。それはおかしいことなのに。
  知って任せるのと、知らないで任せるのとは大きな違いがある。患者さんの多くは、自分の病気を理解していない。診療所で治療していて、つい手遅れになる患者が多い。家族に医療知識があれば、もっと長生きできただろうに。
  いのちを粗末にすることはなかろう。そのためには医療知識を積み上げることが肝要である。知識は、どこで積み上げるか? 書籍、ネット、雑誌、図書館など、たくさんある。
  あとはどれだけ、その気になって学ぶかであろう。(終わり)
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